1Passwordとは?パスワードを作って保存するツール

パスワード、覚えなくていい?。寅次郎先生と記事の内容を表すイラスト。
確認日:2026年11月7日
製品のバージョン:未確認(公式資料による確認)

Webサービスごとに別のパスワードを作っても、すべて覚える必要はありません。1Passwordに保存しておけば、次にログインするときに呼び出せます。

本記事では、1Passwordにできることと使う場面を見ていきましょう。製品に共通する仕組みは、パスワードマネージャーとはで解説しています。

1Passwordとは

1Passwordの公式アイコン

1Passwordは、ログイン情報などを暗号化された保管庫に保存するパスワードマネージャーです。1Password社が開発・提供しており、サービスごとに違うパスワードを作り、ユーザー名やWebサイトの情報と一緒に保存できます。

パソコンやスマートフォンのアプリから保管庫を開けるほか、ブラウザーの拡張機能は、登録画面での保存とログイン画面での入力に使うものです。保存した項目は、同じアカウントでサインインした端末の間で同期されます。

どんな情報を保存できるか

中心になるのは、Webサービスのユーザー名とパスワードです。対応するサービスでは、パスキーや、2段階認証で使うワンタイムパスワードも保存できます。クレジットカードの情報や安全なメモも、保管の対象です。

保管庫に保存したパスワードは、1Passwordのアカウントパスワードとシークレットキーを使って保護されます。シークレットキーは、新しい端末で初めてアカウントにサインインするときにも必要です。どちらも失わないよう、1Passwordが案内する保管方法を確認してください。

認証アプリの役割も持つ

1Passwordは、パスワードを保存するだけのアプリではありません。2段階認証で使う6桁の数字を作る認証アプリの役割と、パスキーの保存先の役割も兼ねています。下の表は、3つの役割と、本人を確かめる要素との対応です。

役割 1Passwordがすること 本人を確かめる要素
パスワードマネージャー パスワードを作って保存し、ログイン画面で入力する 知識情報
認証アプリ 2段階認証の設定のQRコードを読み取り、30秒ごとに6桁の数字を作って入力する 所持情報
パスキーの保存先 パスキーの秘密鍵を預かり、ログインのときに使う 所持情報

1か所にまとめると、ログインの手間はほとんど増えません。ただし、パスワードと6桁の数字の元を同じ保管庫に入れると、保管庫を開けられた人には両方そろうため、厳密な2要素認証ではなくなります。また、1Password自身にサインインするための2段階認証は、1Passwordの外にある認証アプリに登録してください。

使うメリット

新しいWebサービスに登録するたびに別のパスワードを作っても、それぞれの文字列を覚える必要はありません。登録画面では1Passwordの提案を保存し、次のログインでは候補から選んで入力できます。サービスごとの使い分けを続けながら、パスワードを手で管理する負担を減らせる仕組みです。

保存した項目が増えたときは、Watchtowerで同じパスワードを使っている項目や弱いパスワードを確認できます。たとえば複数のサイトで同じ文字列を使っていたら、該当するサイトを調べ、変更する順番を決めるための手がかりです。指摘だけでパスワードが自動的に変わるわけではないため、変更は各サービスで行ってください。

パスキーに対応するサイトでは、パスキーを1Passwordに保存し、次回のサインインにも使えます。

操作を始めるには

パソコンのGoogle Chromeで使う場合は、1Passwordの拡張機能を追加する方法から始めてください。準備ができたら、新しいログイン情報を保存する方法に進めます。

パスキーと2段階認証の具体例は、GitHubのパスキーを1Passwordに登録する方法とGitHubの2段階認証を1Passwordに登録する方法を参照してください。どちらも、登録するサイト側での操作を含む記事です。

参考にした一次情報

当サイトが作成した本文はCC BY 4.0です。引用画像は対象外です。1Passwordの記事の一覧へもどる