Claudeのプランの違いと選び方

アプリのバージョン:未確認(公式資料による確認)
Claudeを使い始めると、無料のままで足りるのか、有料プランが必要なのか迷うものです。この記事では、個人向けのFree・Pro・Max・Ultraと、組織向けのTeam・Enterpriseを比べ、使いたい機能と利用頻度から選ぶための情報を整理します。
ここに載せる金額は、2026年10月31日にAnthropicの公式料金ページで確認した米ドル表示です。税金は含まれておらず、料金や機能は変わることがあります。申し込む前に、実際の契約画面も確認してください。
【メモ】
2026年10月18日の確認時から、個人向けのプランが変わりました。「Max 20x」は「Ultra」という名前になり、既存の契約は料金を変えずにUltraへ移ります。Ultraでは、確認済みのアカウントに5時間ごとの上限がありません。
個人向けのFree・Pro・Max・Ultra
個人向けはFree・Pro・Max・Ultraの4種類です。料金と、選ぶときに差が出る機能を並べました。
スマートフォンでは、表を横へ動かすと右側のプランも見られます。
| 比べる項目 | Free | Pro | Max | Ultra |
|---|---|---|---|---|
| 月払い | 無料 | 20ドル | 100ドル | 200ドル |
| 年払い | ― | 200ドル/年(月あたり17ドル) | ― | ― |
| 5時間ごとの利用枠 | 制限あり | 比較の基準 | Proの5倍 | 上限なし(確認済みのアカウント) |
| 週ごとの利用枠 | 制限あり | 比較の基準 | Proの5倍 | Proの10倍 |
| Web・アプリでのチャット | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Claude Code | 利用不可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Claude in Chrome | 利用不可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Claude Design | 利用可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Research | 利用不可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| プロジェクト | 5件まで | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Opusモデル | 利用不可 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Fableモデル | 利用不可 | 利用クレジットで利用 | 週の利用枠の半分まで | 週の利用枠の半分まで |
| 混雑時の優先利用 | 対象外 | 対象外 | 対象 | 対象 |
| 上限到達後の利用クレジット | 対象外 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| 月ごとのAPIクレジット | なし | なし | 100ドル | 200ドル |
| 入力内容のモデル学習 | 設定で拒否できる | 設定で拒否できる | 設定で拒否できる | 設定で拒否できる |
チャットを試すならFreeで始められます。Claude Codeで開発作業を任せたい場合や、Claude in Chromeでブラウザーを操作させたい場合の対象は、個人向けならPro・Max・Ultra、組織向けならTeamかEnterpriseです。Claude Designは、公式の機能比較ではFreeも対象に含まれます。
Maxの「5倍」とUltraの「10倍」は、Proと比べた利用枠の大きさです。無制限に使えるという意味ではありません。Ultraも週ごとの上限はあり、5時間ごとの上限がないのは、Anthropicが支払い履歴などから自動で確認したアカウントだけです。確認が済むまでは、一時的な上限がかかります。
Fableは、長時間の作業を任せる用途に向けた新しいモデルです。Proでは追加の利用クレジットで使い、MaxとUltraでは週の利用枠の半分までを追加料金なしで使えます。
「入力内容のモデル学習」は、個人向けのプランならアカウントの設定で選べる項目です。学習に使われるとどうなるのか、会社で使ってよいかの考え方は、Claudeを仕事で使う前に確かめたいことで説明しています。
組織向けのTeam・Enterprise
複数人で使う場合の候補はTeamとEnterpriseで、Teamなら、利用枠の違う「Standard seat」と「Premium seat」を、人ごとに組み合わせて契約できます。Enterpriseは管理できる項目が多い代わりに、利用量に応じた料金も加わるプランです。
| 比べる項目 | Team(Standard seat) | Team(Premium seat) | Enterprise |
|---|---|---|---|
| 月払い・1人あたり | 25ドル | 125ドル | 年払いのみ |
| 年払い・1人あたり月換算 | 20ドル | 100ドル | 20ドル+利用量に応じた料金 |
| 利用人数 | 2~150人 | 2~150人 | 20席から |
| 利用枠 | Proより多い | Standard seatの5倍 | 利用量に応じて課金 |
| Claude Code | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| Fableモデル | 利用クレジットで利用 | 週の利用枠の半分まで | 利用可 |
| 月ごとのAPIクレジット | チーム全体で最大500ドル | チーム全体で最大500ドル | なし |
| プロジェクトの共有 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| 請求とメンバーの一元管理 | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| シングルサインオン | 利用可 | 利用可 | 利用可 |
| SCIMによるアカウント管理 | 対象外 | 対象外 | 利用可 |
| 監査ログ | 対象外 | 対象外 | 利用可 |
| データ保持期間の設定 | 対象外 | 対象外 | 利用可 |
| 入力内容のモデル学習 | 初期設定では利用しない | 初期設定では利用しない | 初期設定では利用しない |
年払いの行には、1人あたりの月額換算を書きました。Enterpriseの申し込み方は、自分で申し込む形と、営業担当を通す形の2つです。どちらも席料金とは別に、APIと同じ単価で利用量の料金がかかります。請求書払いに対応するのは、営業担当を通す形だけです。表は公式料金ページに載る新規契約向けの条件で、既存契約には異なる席種や料金体系もあります。
利用上限と追加料金を確かめる
公式ヘルプによると、有料の個人向けプランとTeamには5時間ごとの上限と週ごとの上限があり、例外は5時間ごとの上限がない確認済みのUltraです。Claudeのチャット、デスクトップアプリ、Claude Codeで使った量は共通の上限に数えられるため、製品ごとに別枠で使えるわけではありません。上限に達する速さは、使うモデル、会話の長さ、添付するファイルの大きさで変わります。
プランの利用枠、上限到達後の利用クレジット、APIキーによる利用は、料金の扱いがそれぞれ違うため、下の表で確かめてください。
| 使い方 | 料金の扱い | 確かめる点 |
|---|---|---|
| Claudeのアカウントで使う | プランに含まれる利用枠を消費 | ClaudeのチャットとClaude Codeは共通の上限です。 |
| 上限到達後に利用クレジットで続ける | プラン料金とは別に従量料金がかかる | 有効・無効と、月の支出上限を確認します。 |
| APIキーでClaude Codeを使う | API側の利用量に応じて課金 | プランの利用枠ではなく、API側の請求を確認します。 |
追加料金を避けたい場合は、利用クレジットの設定と利用状況を確認し、上限が戻るまで待ってください。MaxとUltraに付く月ごとのAPIクレジットは、ClaudeのチャットやClaude Codeの追加利用クレジットには使えません。
どのプランから始めるか(この記事の目安)
会話や資料作成を試す段階ならFree、Claude CodeやClaude in Chromeを使うならProが最初の候補です。Proの利用上限に何度も達するようになったら、MaxやUltraを比べてください。複数人の管理が必要ならTeamを、より細かな管理や監査が必要ならEnterpriseを検討するとよいでしょう。
アカウントをこれから作る場合は、Claudeの新規アカウントを作成する方法を参照してください。この記事はFreeを選ぶ手順です。
参考にした一次情報
- Anthropic「Plans & Pricing」
- Claude「What is the Ultra plan?」
- Claude「Claude Fable models on your plan」
- Claude「How do usage and length limits work?」
- Claude「Manage usage credits for paid Claude plans」
- Claude「Use Claude Code with your Pro or Max plan」
- Claude「What is the Max plan?」
- Claude「How am I billed for my Enterprise plan?」