ドメイン名とは?Webサイトの住所と、似せた偽物の見分け方

ドメイン名、Webサイトの住所。寅次郎先生と記事の内容を表すイラスト。
確認日:2026年10月6日

https://example.com/ の example.com の部分を、ドメイン名と呼びます。

ドメイン名の読み方を知っておくと、自分のサイトを公開するときに役立つだけでなく、本物そっくりの偽サイトにも気づきやすくなるでしょう。本記事では、Webの技術資料MDNをもとに解説します。

ドメイン名とは

ドメイン名は、インターネット上のWebサイトやサービスを指す、人が読める住所です。

URLの中で、https、ドメイン名、ページの場所を色分けし、ドメイン名がサイトの住所にあたることを示す図

インターネットにつながった機械は、本当はIPアドレスという数字で互いを見分けています。数字は人には覚えにくいので、代わりに使う名前がドメイン名です。

右から読む階層の構造

ドメイン名は、ラベルと呼ぶ名前を、ドット(.)で区切って並べたものです。右へ行くほど大きな区分になります。

developer.mozilla.orgを右から読み、orgがトップレベルドメイン、mozillaがセカンドレベルドメイン、developerがサブドメインであることを示す図

MDNの例 developer.mozilla.org では、右端の org がトップレベルドメイン(TLD)、その左の mozilla がセカンドレベルドメイン、さらに左の developer がサブドメインです。

トップレベルドメインには、com、org、net のような用途別のものと、jp(日本)のような国や地域ごとのものがあります。セカンドレベルドメインは、利用者が登録して取得する部分です。取得したドメイン名の左には、www や blog のように、持ち主が自由にサブドメインを足せます。

DNSでIPアドレスに変わる

ブラウザーにドメイン名を入れると、裏でDNS(Domain Name System)という仕組みが、対応するIPアドレスを調べます。

ブラウザーがDNSにexample.comのIPアドレスを尋ね、DNSが数字のIPアドレスを返し、ブラウザーがそのアドレスのサーバーにつなぐ流れの図

MDNは、DNSをインターネットにつながる資源の、階層的で分散した名前の仕組みと説明しています。ドメイン名からIPアドレスを調べる処理の名前は、名前解決です。

DNSには、IPアドレスのほかにも、メールの届け先や、サービスがドメインの持ち主を確かめるための文字列(TXTレコード)なども登録できます。

似せたドメイン名に気をつける

ドメイン名の構造を知っていると、偽サイトを見分ける手がかりになります。大切なのは、ドメイン名の右の部分を見ることです。

example.com.login-check.netは、右端がlogin-check.netなのでexample.comとは別のサイトであり、examp1e.comは数字の1が混ざった別のドメイン名であることを示す図

たとえば example.com.login-check.net というドメイン名の右端は、左に example.com と書かれていても login-check.net です。login-check.net の持ち主が自由に付けたサブドメインにすぎないので、example.com とは関係がありません。examp1e.com のように、文字を似たものに入れ替えた名前も使われます。

ただし、人の目で見分け続けるのは簡単ではありません。フィッシングへの備えとしては、ドメイン名を機械が確かめるパスワードマネージャーの自動入力や、パスキーを使う方法が確実です。

製品での使われ方

ドメイン名は、登録を受け付ける事業者(レジストラー)から取得するものです。このサイトでは、Cloudflareでドメイン名を取得する手順と、DNSにTXTレコードを足す手順を紹介しています。

参考にした一次情報

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