Favicon(ファビコン)とは?サイトを見分ける小さなアイコン

ファビコンとは?、小さな絵の役割。寅次郎先生と記事の内容を表すイラスト。
確認日:2026年10月29日
参照したオンライン文書の版番号:未確認
画面例は模式図と公式資料の引用です。

ブラウザーでページを開くと、タブの題名の横に小さな絵が表示されることがあります。この絵の名前がファビコンです。

本記事では、タブの画面例と公式資料の実例を通じて、ファビコンの役割や、小さな表示でもサイトを見分けやすくする考え方を解説します。

ファビコンとは

ファビコン(Favicon)は、Webページやサイトを表す小さなアイコンです。ブラウザーのタブやブックマークなどで、サイトを探す目印になります。

名前は英語の「favorite icon」に由来するもので、ブックマークに登録したときだけ使う、という意味ではありません。いくつもタブを開いて題名が短くなったときも、見慣れた図柄から目的のサイトを探せます。

ページの中に大きく表示するロゴとは、使う場所が違うものです。同じ図柄を使うことはできますが、横長のロゴや長いサイト名をそのまま縮めると、読み取りにくくなるでしょう。

2つの画面例

左は通常のタブ、右は固定したタブを想定した架空の画面です。同じ花のアイコンを使い、題名がある場合と、絵だけで見分ける場合を並べました。

通常のタブではファビコンと題名を並べ、固定したタブではファビコンだけを表示する2つの架空の画面例

Firefoxでは、固定したタブは題名を出さず、サイトのアイコンだけを表示する仕組みです。このような表示では、細かい文字よりも、形や色の特徴を見分けられるかが大切になります。

ファビコンはサイトを見つける目印であり、安全を証明する表示ではありません。見慣れた絵だけで本物と判断せず、ドメイン名も確認しましょう。

実例から見る設計の違い

WordPress.comの公式資料から、ロゴとの対応と、大きさによる見え方を比べます。この節の引用画像は出典元の著作物で、当サイトのCC BY 4.0の対象外です。

例1:サイトのロゴと同じ図柄を使う

ページ内の「Jetpack」というロゴと、ブラウザーのアドレス入力時の候補に、共通の緑の図柄が見える例です。小さなアイコンでは文字を省き、丸と稲妻の形でサイトを表しています。

ページのJetpackロゴとアドレス入力時の候補に同じ緑の図柄を表示した公式の例
出典:WordPress.com「Add a favicon (site icon)」の「Where site icons appear」の図から引用。

このように、サイトのロゴの特徴を小さな絵に残すと、ページの中とブラウザーの表示を対応づけやすくなります。すべてのブラウザーがこの位置に同じ表示をする、という例ではありません。

例2:大きな表示と小さな表示を見比べる

画像を選ぶ画面の右側に、大きなアプリアイコンと、小さなタブのアイコンを並べた例です。同じ画像を使っていても、タブでは木の細部を読み取りにくくなっています。

選んだ木の写真を、大きなアプリアイコンと小さなブラウザーのタブの両方でプレビューする公式の画面
出典:WordPress.com「Add a favicon (site icon)」の「Crop Site Icon」の図から引用。

大きな元画像だけでなく、小さく表示したときの輪郭と色も確認しましょう。白、灰色、黒などの背景で見比べると、背景と同じ色になって見えにくい部分にも気づけます。

ホーム画面用のアイコンには、タブ用とは別の設定を使う場合もあるため、表示先に合わせた確認が必要です。また、Google検索にもファビコンが表示されることはありますが、設定後すぐの表示や、必ず採用されることは保証されません。

AIに画面を依頼するとき

プロンプトの例

このWebサイトを見分けるファビコンを用意してください。サイトのロゴの特徴を残し、細かい文字を詰め込まず、タブの小さな表示でも分かる形にします。明るい背景と暗い背景で見え方を確認し、画像をサイトのアイコンとして設定してください。ホーム画面用のアイコンも必要なら、別の設定と画像サイズを確認してください。

参考にした一次情報

当サイトが作成した本文はCC BY 4.0です。引用画像は対象外です。UIパターンの記事の一覧へもどる