【Cloudflare】メールを送らないドメインのなりすまし対策を設定する方法

メールを送らない、ドメインを守る。寅次郎先生と記事の内容を表すイラスト。
動作環境(2026年9月23日に確認)
<パソコン>
機種:MacBook Air(13インチ、M3、2024)
OS:macOS 26.6.2

<ソフトウェア> Google Chrome 153.0.8010.53 Cloudflare ダッシュボード(Web版)

サイト用に取得したドメインからメールを送らなくても、第三者がそのドメインを名乗ってメールを送るおそれがあります。この記事で扱うのは、メールを送信しないドメインにSPFとDMARCのTXTレコードを追加し、受信側へその方針を伝える手順です。

前の記事に続けて、同じドメインを設定します。

SPFとDMARCとは

メールの送り主の欄は、送る側が自由に書けてしまいます。SPFとDMARCは、受信側がその名乗りを確かめられるよう、ドメインの持ち主がDNSへ書いておく決まりです。

名前 役割
SPF そのドメインのメールを送ってよいサーバーを示す
DMARC 確認に失敗したメールを、受信側がどう扱うか(受け取らない、迷惑メールにするなど)を示す

どちらもTXTレコードとして登録するもので、メールを送らないドメインには「このドメインからはメールを送らない」という内容を書きます。

【注意】

この手順は、対象ドメインからメールを一切送信しない場合に限ったものです。メール送信に使うドメインへ v=spf1 -all を設定すると、正当なメールもSPF認証に失敗します。

SPFレコードを追加する

1: Cloudflareのダッシュボードで対象のドメインを開き、「DNS」の「レコード」をクリックします。

2: 「+レコードの追加」をクリックします。

DNSレコード画面の「レコードの追加」をクリックする

3: 「タイプ」で「TXT」を選びます。

4: 「名前」へ @ と入力します。

5: 「コンテンツ」へ v=spf1 -all と入力します。

メールを送らないドメイン用のSPFレコードを入力する

6: 「保存」をクリックします。

7: 一覧にTXTレコード v=spf1 -all が表示されたことを確認します。

追加されたSPFレコードを確認する

DMARCレコードを追加する

1: 「+レコードの追加」をクリックします。

SPFレコードを追加したあとに「レコードの追加」をクリックする

2: 「タイプ」で「TXT」を選びます。

3: 「名前」へ _dmarc と入力します。

4: 「コンテンツ」へ v=DMARC1; p=reject; と入力します。

DMARCで認証に失敗したメールを拒否するレコードを入力する

5: 「保存」をクリックします。

6: SPFとDMARCの2つのTXTレコードが表示されたことを確認します。

SPFとDMARCの2つのTXTレコードを確認する

Cloudflareの公式ドキュメントでも、メールを送らないドメインには制限の強いSPFとDMARCを設定する方法が案内されています。メール送信を始める場合は、送信サービスに合わせてSPF、DKIM、DMARCを変更してください。

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