PHPとは?Webサイトを動かすプログラミング言語

PHP、Webサイトを、動かす言語。寅次郎先生と記事の内容を表すイラスト。
確認日:2026年10月22日
最新の安定版:PHP 8.5.12(2026年10月21日公開)

この記事では、PHPでできることと、使い続けるうえで知っておきたいバージョンとサポート期間の考え方を紹介します。

PHPとは

PHPのロゴ

PHPは、Webサイトを作るのに向いたプログラミング言語です。Rasmus Lerdorfさんが最初のPHPを開発しました。その後も多くの開発者が改良を重ね、オープンソースの言語として誰でも無料で使えます。名前は「PHP: Hypertext Preprocessor」の略です。

どんなことができるか

PHPのプログラムは、Webサーバーの上で動きます。ブラウザーからページを開くと、サーバーの中でPHPがページの中身を組み立て、できあがったHTMLだけをブラウザーへ返す仕組みです。ブラウザーの中で動くJavaScriptとは違い、PHPのプログラムそのものは閲覧者に見えません。

HTMLの中に、<?php と ?> で囲んだPHPのコードを書き込めます。ブログの記事一覧や、ログインした人ごとに違う画面のように、開くたびに中身が変わるページを作るのが得意な言語です。

データベースとのやりとりにも対応していて、MySQLなどに保存した記事や会員の情報を読み書きできます。HTMLのほかに、画像、PDF、JSONを作って返すことも可能です。Webサーバーを通さずに、パソコンのコマンドラインで定期的な処理を動かす使い方もあります。

PHPで作られた代表的なソフトは、WordPress、Drupal、Joomla、MediaWiki(Wikipediaを動かすソフト)などです。Webの技術を調べているW3Techsの調査(2026年10月22日)では、サーバー側の言語が分かるサイトのうち69.3%がPHPを使っていました。

バージョンとサポート期間

PHPの各バージョンは、最初の公開から4年間サポートされます。最初の2年間は不具合とセキュリティの問題が直され、残りの2年間は重大なセキュリティの問題だけが直される決まりです。4年を過ぎたバージョンには、修正版が出ません。

バージョン 最初の公開 セキュリティ修正の終了
8.5 2025年11月20日 2029年12月31日
8.4 2024年11月21日 2028年12月31日
8.3 2023年11月23日 2027年12月31日
8.2 2022年12月8日 2026年12月31日

8.1以前は、すでにサポートが終わっています。2026年10月に重大な脆弱性が見つかったときも、修正版が出たのは表の4つのバージョンだけでした。

レンタルサーバーでWordPressを動かしている場合、PHPのバージョンはサーバー会社の管理画面で選ぶのが一般的です。サイトを作ったときのバージョンのまま放っておくと、気づかないうちにサポートが終わっていることがあります。

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PHPに見つかった重大な脆弱性と、サイトの運営者がやることを解説しています。

参考にした一次情報

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