Node.jsとは?JavaScriptでサーバーを動かす実行環境

最新の長期サポート版:Node.js 24.22.1 最新版:Node.js 26.12.1(どちらも2026年10月21日公開)
この記事では、Node.jsでできることと、使い続けるうえで知っておきたいバージョンとサポート期間の考え方を紹介します。
Node.jsとは
Node.jsは、プログラミング言語のJavaScriptを、ブラウザーの外で動かすための実行環境です。オープンソースで開発されていて、誰でも無料で使えます。開発を始めたのはRyan Dahlさんです。現在はOpenJS Foundationのもとで、開発者のコミュニティーが開発を続けています。
どんなことができるか
JavaScriptは、もともとブラウザーの中で動く言語として広まりました。ボタンを押したときに画面を書き換えるような、閲覧者の手元で動く処理が得意です。Node.jsを使うと、同じJavaScriptで、サーバーの上で動くプログラムも書けるようになります。
【メモ】
ブラウザーとサーバーがどのように役割を分けているかは、クライアントサーバーシステムとは?で解説しています。
Node.jsは、たくさんの通信を同時にさばくのが得意です。データの読み書きや通信の返事を待つあいだも処理を止めず、届いたものから順に片付けていきます。公式サイトによると、多くの利用者がつながるネットワークのアプリを作るために設計されました。
用途はWebサイトのサーバーにとどまりません。Next.jsやNuxtのようなWebサイトを作るためのフレームワークや、パソコンで動かす開発用のツールにも、Node.jsで動くものが多くあります。Node.jsを入れると、ほかの人が作ったプログラムを取り込んで使うための「npm」というツールも、一緒に入る仕組みです。
バージョンとサポート期間
Node.jsの新しい版は、まず「Current」として6か月間公開され、そのあと、偶数の番号の版は「LTS」(長期サポート版)になり、合わせて約30か月にわたって重大な不具合が直されます。奇数の番号の版は、6か月で修正が打ち切られる決まりです。
公式サイトは、本番のサービスにLTSの版を使うよう勧めています。いま修正を受けられる版と、サポートの終わる日を表にまとめました。
| バージョン | 最初の公開 | サポートの終了 |
|---|---|---|
| 26系 | 2026年5月5日 | 2029年4月30日(10月28日にLTSになる予定) |
| 24系 | 2025年5月6日 | 2028年4月30日 |
| 22系 | 2024年4月24日 | 2027年4月30日 |
20系は2026年4月30日に、25系は6か月の期間を終えて、すでにサポートが終わっています。2026年10月に脆弱性が見つかったときも、修正版が出たのは表の3つの版だけでした。
なお、27系からは周期が変わり、新しい版は1年に1本になります。すべての版が、6か月の試験公開とCurrentの期間を経て、LTSになる予定です。
自分のパソコンやサーバーに入れたNode.jsは、自動では新しくなりません。作ったときの版のまま放っておくと、気づかないうちにサポートが終わっていることがあります。
このサイトの記事
Node.jsに見つかった脆弱性と、開発者や運営者がやることを解説しています。