HTML共有くんとは?AIが作ったHTMLを保存して共有するツール

公式資料をもとにした紹介です。 この記事に向けた操作確認:未実施/製品の版:未確認
この記事では、HTML共有くんでページを保存・閲覧・共有する仕組みと、使い始める前に必要な準備を紹介します。
HTML共有くんとは
HTML共有くんは、AIエージェントが作ったHTMLを一覧に保存し、スマホから読んだり、ほかの人へ共有したりするツールです。自分で環境を用意するセルフホスト型で、AmazonのクラウドサービスであるAWS上で動かします。開発・公開しているのは、みのるんさん(GitHubのユーザー名はminorun365)です。
HTMLは、Webページの文章や図などを配置するための形式です。たとえば、AIに調べものの結果をHTMLで整理してもらい、そのページをHTML共有くんへ登録すれば、パソコン以外の端末でも読めます。
どんなことができるか
登録したページを自分用の一覧にため、スマホのブラウザーから開けます。ページを探すための絞り込みや、スターを付ける機能も備える作りです。
ほかの人へ見せる場合は、期限付きの共有URLを発行します。次の図は、自分用の一覧から読む場合と、共有相手へURLを渡す場合の違いを示したものです。
同梱のスキルを設定すると、スマホから依頼を置いたり、パソコンで進めている作業の確認にスマホから答えたりできます。ページを読む機能に加え、端末をまたいでAIへ依頼する使い方です。
使い始める前に必要な準備
自分でクラウド上の環境を用意するため、手元のアプリを入れる作業に加えて、AWSやドメインの設定が必要です。公式の初回セットアップ資料にある準備を、役割ごとに整理しました。
| 用意するもの | 何に使うか |
|---|---|
| AWSアカウントと認証済みのAWS CLI | ページを保存・配信する環境を作る |
| 2つのホスト名とACM証明書 | 管理用と閲覧用の接続先を用意する |
| Node.js 22以降とClaude CodeまたはCodex | 手元から登録や配信の操作を進める |
ホスト名は接続先の名前、ACM証明書は通信を暗号化するためにAWSで管理する証明書です。証明書を発行するリージョンなどの条件は、末尾の初回セットアップ資料で確認できます。
AWSの利用費は、自分のアカウントで支払う費用です。設定した環境の更新や認証情報、配信する内容の管理も、使う人が受け持ちます。
共有する前に確かめること
期限付きの共有URLは、有効期限の間、そのURLを知っている人がページを開ける仕組みです。転送や画面の保存まで防げるものではないため、共有する内容と相手を確認してください。
手元のどのフォルダーからファイルを登録できるかは、設定で指定します。公開する予定のないファイルまで対象にしないよう、共有用のフォルダーを決めておきましょう。
このカテゴリーでは自分のAWS環境への導入、HTMLの登録、スマホでの閲覧、期限付きURLでの共有を扱います。
参考にした一次情報
以下は開発元が公開している使い方と設計の資料です。導入条件と、共有する際の注意点を確かめられます。
- HTML共有くんの公式リポジトリ:保存、閲覧、共有などの機能
- 公式資料「初回セットアップ」:AWS環境と手元で必要な準備
- 公式資料「脅威モデル」:共有URLと配信対象の管理
- HTML共有くんの開発者プロフィール:作者の公開名